こんにちは♪
今回は、わくわくスタッフきっての読書家、鎌田が紹介する本のお話・・・
なのですが、なんとおススメの…ではなく、おススメするのをためらう作品なのだそうで・・・
以下鎌田より~
『人間に向いてない/黒澤いづみ』
一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させてしまう「異形性変異症候群」が蔓延する日本。 主人公の息子がこの奇病によりグロテスクな生き物に姿を変えてしまったところから物語が始まります。 直視できないほどのおぞましい姿に変わってしまう奇病。 家族にすら嫌悪され見捨てられる現実を黙認している社会。 綺麗事のない、絶望だらけの展開に、グロテスクすぎる描写の数々… なのに、あとが気になって読む手が止まらず! ラストも決して幸せで美しいとは言い難い展開だったのに、 なぜか感動で涙が出てきました。 映像化されたらR-15くらいになると思います(笑)、私は絶対に観に行きません!! おススメするのをためらう作品なのですが、設定がぶっ飛んでて面白かったのでご紹介いたしました~
というわけで、私は怖いもの見たさでちょっと気になります(笑)
はたしてみなさまは?・・・