上尾市上 K様邸
K様ご家族はご夫婦+3兄弟の5人家族。
高気密高断熱はもちろん、太陽光発電も検討され、
涌井設計にお越しくださいました。
地震や火山活動は言うまでもなく、
海に囲われているための津波被害や、
異常気象の影響を受けやすい位置にある日本は、
世界有数の災害大国と言われています。
特にここ数年、大雨による河川の増水や災害級の台風の影響で、
内陸でも水の被害が数多く発生しています。
また、避難情報のガイドラインが改定され、避難勧告や避難指示が出される機会が増えたように思います。
しかし、ウイルス蔓延の影響や、家を離れることが難しいご家庭など、
避難所に行くことができない、もしくは必ずしも安全ではない場合も多くあります。
そのような時に、自宅でも安全に過ごすことができるよう、
災害に強い家づくりを目指しました。
太陽光システムを取り入れようと思ったのは、ここ数年、
災害などによる停電被害のニュースを多く目にしたのがきっかけです。
地震だけでなく、大雨や台風の災害も増えていて、
自分の住んでいる地域も、いつ被災地になるかわからないなと感じています。
東日本大震災のときには計画停電を経験しましたが、
予告された数時間の停電でも不便に感じましたし、
夜に照明がつかないというのは、大人でも不安や心細さを感じました。
コストについては、当初は設置費を補うほどの省エネ性や売電収入ということは
それほど期待していませんでした。
しかし、気密・断熱性能が高く光熱費が抑えられ、日中は電気を買う必要がなく、
太陽光システムの設置することで受け取れる補助金もあったので、
想像していた以上に返ってくる費用が多くて安心しました。
初期費用は上がりますが、なにより災害時に電気が使えるというのは大きな安心につながると思い、
設置を決めました。
SDGsの取り組みにも貢献できるという点も、今の時代にマッチしていると思います。
ZEH住宅の条件を満たす仕様を提案していただき、
補助金の申請ができるように家づくりのスケジュールを調整してくれました。
性能を上げた分、建物にかかる費用が大きかったので、
額の大きな補助金を受け取れたのは大変ありがたかったです。
また、全棟気密測定実施・耐震等級3を標準仕様としてるという点で、
建物の性能に手を抜かない会社なのだろうと安心感を持ちました。
休日は趣味のサックスを吹くので、防音室を希望しました。
かなりの重さがあるということで、現場監督さんがメーカーと打ち合わせをしながら設置してくれました。
標準とは異なることにも対応してくださり、大変ありがたかったです。
高気密・高断熱、太陽光発電システム、
ZEH仕様による補助金の申請、
耐震住宅に、防音室と、
性能面はかなりのこだわりが叶ったと思います。
ありがとうございました。