住宅コラム

資金計画・金利・ローン

2020.7.19

いい家を持ちながら豊かに暮らす秘訣


ZEHをご存知でしょうか?


 

住まいの断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、

年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス『ゼロ』に

する住宅、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことです。
 

2030年頃までには、新築住宅はゼロエネ住宅を標準的なものとする方針が立てられています。
 

このゼロエネ住宅が当たり前となりつつある現在、性能面を特に強調して
打ち出している会社が多々ありますが、
 

例えば光熱費が削減できるような高性能住宅を建てれば、本当に住みやすい家が出来るのでしょうか?

そして、高性能住宅を建てるために予算を大幅に上げてまで家にお金をかけることが、

これからの時代、正しい選択なのでしょうか?
 

もちろん、この議論に対しての答えは、人それぞれなので一概には言えません。
 

ただ、これからの時代は少子高齢化がさらに進み、

国に頼らず自己責任で自分や家族を守っていかないといけない時代に突入し、
 

人工知能(AI)の発達により仕事や収入に制限が出てくる可能性が高くなることを考えると

家にお金をかけ過ぎないことがとても重要になってくると思います。


 

もちろん、より質の高い暮らしを実現するためにも、また国が定めた指針に従うためにも、

より性能が高い住まいをつくることは必須です。


 

しかし、高性能化によってコストアップする分、コストカットすることも同時に考え

提案していくことも、私たち住宅会社の責務だと考えております。


 

そのために最も必要なことは、面積のカットと無駄のカットです。
 

家のことだけではなく、土地や庭についても考えなければなりません。

とはいえ、面積や無駄のカットはそんなに簡単な提案ではありません。
 

出来るだけ大きな家を建てたい・・

出来るだけ広い庭が欲しい・・

出来るだけ部屋は広くしたい・・

出来るだけ収納をたくさんつくりたい・・


 

こういった家づくりに対する色々な希望や夢がある中、

それらとは逆を進むような提案をすることになるからです。


 

しかも、面積や無駄をカットしつつも、

明るさ、風通し、プライバシー、収納力、時短が出来る家事動線、
 

デザイン性、メンテナンスの容易さ、といった快適性や暮らしやすさを満たす
全ての要素を、耐震性や省エネ性といった要素とともに、実現しなければなりません。


 

コストをアップさせることなく、いい家を建てるためには、

私たち住宅会社の努力やアイデア、工夫はもちろんですが、

そこには、お施主様の協力も必要不可欠になってきます。


 

これからの時代、家を持っても豊かで楽しい暮らしを実現するために、

今までの常識や当たり前に捕われず、

また、他人の価値観や意見に左右されず、

本当に自分たちにとって大切なコトはなにかということを考えることが、

とても大事なのではないかと思います。

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