住宅コラム

資金計画・金利・ローン

2020.6.18

これからの家づくりで大切なこと




現在、原則として国民年金は65歳から受け取ることが出来、

厚生年金は生年月日に応じて60才以降から受け取ることが出来るように
なっているのですが、

おそらく今後は、この受給開始年齢がどんどん引き上げられていくことになるでしょう。

また、年金額も、どんどん少なくなっていく可能性があります。

 

そのため、たとえ給料が大幅に下がることになったとしても、

一生現役で働いていくつもりでいなければならないのはもちろん、
 

IDECO(個人型確定拠出年金)や生命保険などを利用し、お金を上手く運用することで、

不足が予想される老後資金を自分自身で積み立てていく必要があります。

 

つまり、これからの時代は自分自身の今後の生活のために、

今まで以上にお金を残していかなければならないということです。
 

そうなれば、自ずと自由に使えるお金(可処分所得)が減ってしまうことになります。

そして、家づくりの予算に対する考え方も変えるようにしなければいけません。

 

まず、第一に考えるようにしなければいけないことは、

家に負担を掛けすぎないということです。
 

一生に一度の買い物ですし、せっかく建てるのですから、

できるだけ思い描く理想を叶えたい・・と考えるのが家づくりです。


 

また、インターネットという手段によって、簡単に情報や画像が手に入るため、

夢が膨らみやすく、それに伴って予算も上がりやすくなってしまうのも、

現代の家づくりの大きな落とし穴です。

 

しかし、家を建てたからといって、

後の全てが犠牲になってしまっては元も子もありません。
 

旅行をしたり、テーマパークに遊びに行ったり、

自分の趣味を満喫したり、好きなものを買ったり・・・。
 

これらの事が出来ないのでは、ストレスばかりが溜まってしまうことになります。

 

ですが、家を建てた後は、メンテナンス費用が必要になりますし、

なにより今後は老後資金を自分で準備していかなければなりません。

 

ですから、まずは自分自身の予算をしっかり把握して、

その予算に合わせた土地を選び、家を建てるようにする必要があります。

 

そしてもう1つ大切なことが、

将来余分なリフォーム費用がかからない家にすることです。

 


 

家に負担をかけないということを間違えて捉えてしまうと、

将来、耐震補強や断熱補強など余分なリフォーム工事をしなければならなくなることもあります。

 

また、最近は「2階の全く使っていない部屋があるから」と減築のリフォーム依頼も増えています。

 

子どもたちは、やがて家を出て行き、自分で所帯を持ち、自分で家を建てるようになります。

つまり、子どもたちの部屋はいつまでも必要じゃないということです。

 

また、今はそれほど感じていなくても、やがて足腰が弱り、階段の上り下りが
つらくなってくるかもしれません。それらを予め考え、その時に備えた家にしておく
必要もあります。

 

これからの時代は、家もお金同様に、今の状況だけを考えて計画してしまうと、

将来に予想しなかったしわ寄せがやってきてしまうことになります。
 

そしてそのせいで、不便な暮らしか貧しい暮らしのどちらかを

選択しなければならなくなってしまうことにもなりかねません。

 

そうならないためにも、

・老後資金を準備しつつ、家に負担を掛け過ぎない予算を組む

・将来余分なリフォーム費用が掛からない家にする
 

これらのことをしっかり念頭に置いて、家づくりをしていただけたらと思います。

 


 
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